数を文字で表現する

 

課題3 キュウとニジュウイチを、文字を用いて、書いてください。

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数を、文字を用いて、表現する方法は、国によって、異なります。
ここでは、漢字で表現する場合と、ローマ数字を用いる場合を、検討します。
下の表は、イチからニジュウイチまでを、表現する、方法です。

実物 漢字 ローマ数字
一(壱) T
●● 二(弐) U
●●● 三(参) V
●●●● W
●●●●● X
●●●●●● Y
●●●●●●● Z
●●●●●●●● [
●●●●●●●●● \
●●●●●●●●●● 十(拾) ]
●●●●●●●●●●
十一 XI
●●●●●●●●●●
●●
十二 XII
●●●●●●●●●●
●●●
十三 XIII
●●●●●●●●●●
●●●●
十四 XIV
●●●●●●●●●●
●●●●●
十五 XV
●●●●●●●●●●
●●●●●●
十六 XVI
●●●●●●●●●●
●●●●●●●
十七 XVII
●●●●●●●●●●
●●●●●●●●
十八 XVIII
●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●
十九 XIX
●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●
二十(廿) XX
●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●
二十一 XXI


漢字の場合、イチからジュウまで、一つの数に対して、一文字が、対応しています。
文字の形から、文字の数を、連想できるのは、一・二・三、だけです。
漢字は、文字を数える音声に、対応していると、想定します。
ジュウを超えると、十に、イチからキュウまでの漢字を、接続しています。

ローマ数字の場合、イチからジュウまで、三種類の記号 I・X・Xを、利用しています。
IとXは、用いる個数により、T・U・VやY・Z・[のように、数を表現しています。
さらに、WやYのように、用いる記号の前後に、意味をもたせています。
Wは、XよりT少ない数を、Yは、XよりT大きい数を、表現しています。

下の表は、十から百まで、十毎の、漢字とローマ数字による、表現法です。
ここでも、ローマ数字には、上述の規則が、見出されます。

漢字 二十(廿) 三十(丗) 四十 五十 六十 七十 八十 九十
ローマ数字 X XX XXX XL L LX LXX LXXX XC C


 

次回の課題 虹色の箱と玉を用いて、個数を、数えます。
 

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