「電子書籍・ノート」を利用する



 
 をダブルクリック
をクリック
  電子書籍を選択
  をクリック
 「電子書籍」の初期画面
 
 「電子書籍」起動の手順
@ をダブルクリックし、ソフトを起動します。
A をクリックします。
B 「電子書籍の準備」が終わったフォルダーが選択されると、「選択書籍名:書籍名」が表示されます。
  をクリックします。
C 初期画面が表示されます。
  初期画面で”電子書籍”のPDFファイルが、別のWindowに表示されることがあります。
 「電子書籍」では、PDFファイルの表示に、「Adobe Acrobat Reader」を利用しています。
 このソフトがインストールされていないと、不都合がおきることがあります。
  「Adobe Acrobat Reader」は、このサイトからインストールできます。

  
  
「電子書籍・ノート」の構成画面

 
  「電子書籍」の構成画面「電子ノート」の構成画面
 
「電子書籍」は、「電子書籍」・「電子ノート」・「検索」の三つの画面で構成されます。
「電子書籍」の画面には、PDFファイルやJPGファイルをページ毎に画像として表示します。
PDFファイルの表示はWebBrowserコントロールを用い、JPGファイルの表示はPictureBoxクラスを用います。
「電子ノート」は、「目次・索引・栞」・「テキスト」・「メモ」の三つの画面で構成されます。
 
  表示画面の大きさを変更する
 「赤線」で示したスプリッターの位置にカーソルを合わせると、スプリッターが現れます。
 マウスの左ボタンをクリックした状態でドラッグを行うと、表示領域の変更が出来ます。

  PDFファイルの場合、拡大・縮小ができる

 
   ページめくり
  ページ番号(半角)を入力しをクリックする

 次ページはを、前ページはをクリックする

ページのめくり方を選択する。視線の移動方向を考慮して
縦書きの場合は、左側にが、右側にを配置する
見開横書きの場合は、左側にが、右側にを配置する
横書きの場合は、右側上にが、右側下にを配置する

見開横書きの場合、左側が、右側がになります。

縦書きの場合、左側が、右側がになります。

電子ノートの「目次・索引・栞」で、該当ページをクリックします。

「キーワード検索」で、検出されたページ番号をクリックします。


「電子ノート」を利用する
 
目次・索引・栞を入力します。
目次・索引・栞の一覧が表示されます。
クリックしたページが、電子書籍に表示されるます。



OCRで得られたテキスト情報が表示されます。
テキストの追加・修正ができます。
テキストのコピー&ペーストができます。
メモの入力・修正・表示
をクリックすると、「電子ノート」用のファイルが更新されます。
目次の作成
「目次・索引・栞」の入力領域に、目次を入力します。
をクリックします。
「目次・索引・栞」の表示領域に、入力した目次が表示されます。
同時に、「電子ノート」用のファイルが更新されます。

栞の利用
栞は、「電子書籍」による作業を中断する場合、目印をつけて、次回での便を図るため用います。
作業を中断するページで、「栞」の入力領域に目印を入力します。
 ⇒ をクリックし、「電子書籍」の利用を終了します。
 を起動します。
「目次・索引・栞」の表示領域の目印をクリックします。
目印をつけたページが表示され、作業が再開できます。
目印が不用になったら、入力領域の目印を消去します。


テキスト情報を利用する

テキスト領域は、OCRソフトで得られた認識結果を表示しています。現在のOCRソフトの識字率は、100%ではありません。従って、表示されているテキストには誤字が含まれています。コピー&ペーストによりテキストを利用する際には、誤字が含まれていることを前提として、利用してください。
利用者は、表示されているテキストを修正することができます。テキストの修正は、新たな文字列の挿入、文字列の削除、改行の挿入などです。また、入力も可能です。
テキストの修正などは、をクリックすることにより、「電子ノート」用の三種類のファイルが更新されます。更新は、複数のページを修正後に、まとめて行なうことができます。修正の都度、行なう必要はありません。




キーワード検索を行なう
 
  @「目次・索引・栞」,「テキスト」,「メモ」を対象に、ページ毎のキーワード検索ができます。
A複数個のキーワードが、空白(半角または全角)で区切って、使用できます。
二行にまたがるキーワードも使用できます。
B複数個のキーワードに関して、キーワード間の論理演算の設定ができます。
and検索は、総てのキーワードを含む場合に、or検索は、どれか一つでも含む場合に用います。
C検索の対象を、「目次・索引・栞」用,「テキスト」用,「メモ」用の三種類のノートから選択します。
D検索条件を設定の後、をクリックすると、下の欄に検出ページが表示されます。
E検出ページの参照には、ページ番号をクリックします。


検出ページの表示
検出ページのページ番号をクリックすると、該当ページが電子書籍に表示されます。
検索の対象がテキストの場合には、検出されたキーワードの箇所が、青色の文字で表示されます。

(注1)検出されたページにもかかわらず、青色の文字が表示されない場合があります。
    これは、キーワードが行にまたがるときに生じます。このことに、留意してください。
(注2)何度もクリックしていると、ページ全体が青色の文字になることがあります。
    これは、プログラムの不都合によると考えられます。
    その場合には、「電子書籍」を閉じ、「電子書籍」を再度利用してください。

キーワード検索での留意点

「電子書庫・書籍・ノート」でのキーワード検索は、OCRソフトによって得られた文字コードを対象にしています。現在のOCRソフトの識字率は、100%ではありません。従って、文字画像にキーワードが含まれていても、文字コードとして取得されないと、キーワードが検出できません。そこで、どのような場合に、OCRソフトが不都合を生じるかを認識した上で、以下の点に留意し、適切なキーワードを選択する必要があります。
@ 複雑な漢字は避けます。
A よく似た形の文字があります。
  数値の「1」,「T」と英字の「I」,「l」、数値の「0」と英字の「O」、「ー」,「−」,「―」,「-」
  カタカナの「ニ」と漢数値の「二」、カタカナの「ソ」と「ン」、「シ」と「ツ」、
  カタカナの「エ」と漢字の「工」、
B 「佐賀」が「佐嘉」のように、別字体が用いられることがあります。
C 漏れなく検索するためには、よく似た字や別字体を含むキーワードを複数用い、or 検索を行います。
D 複雑な漢字やよく似た文字は、空白に置き換えて、and 検索を行います。


電子ノートの文字列の置換

文字列の置換を、電子ノートを対象に行います。
これにより、OCRの不都合による文字列を、一括して修正することが可能になります。
@ 旧文字列と新文字列を入力します。最大で5種類まで、同時に置換できます。例は、「負ぶ」を「負ふ」への変換
A 置換の対象となるノートの種類、目次・索引・栞 テキスト メモ をチェックします。
B  一括変換 確認あり を選択します。
C ボタンをクリックします。


複数の電子書籍を開く

複数の「電子書籍」を同時に開き、複数の書籍を参照しながら、作業を進めることができます。
同時に開ける「電子書籍」の数には、制限がありません。複数の「電子書籍」を開き、快適に作業を進めるためには、それを表示するディスプレーの大きさを選択する必要があります。





同一の電子書籍を多重に開く

同一の電子書籍を多重に開き、他のページを参照しながら、作業を進めることができます。
そのときに、何箇所からもテキスト情報の更新を行なうと、電子ノート用のファイルの内容に、不都合が生じます。
それを避けるために、更新に用いる電子書籍は、ひとつにしてください。
更新に用いない電子書籍は、ボタンをクリックしてください。
ボタンをクリックすると、ボタンが表示されません。
また、を一度クリックすると、ボタンが表示されません。



          その他の機能

ボタン:「電子ノート」用のファイルを更新します。
「電子ノート」用のファイルが、「電子ノート」の入力・修正を受けて、更新されます。
入力・修正した各ページ毎に更新する必要はありません。複数ページの入力・修正後、まとめて更新できます。
「目次・索引・栞」の入力・修正は、更新したあとで、その表示が変更されます。

ボタン:表示されている「電子書籍」を閉じます。

 は、改良版の解説を参照してください。

GPSファイルを用いた電子書籍の機能は、改良版の解説を参照してください。